逆転のPLだから立ち直る!野球部OB会が活動再開の嘆願書提出へ

[ 2017年1月8日 05:45 ]

PL学園硬式野球部のOB会に出席した宮本慎也氏
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 春夏の甲子園大会で計7度の優勝を誇り、昨夏の大阪大会を最後に休部したPL学園硬式野球部のOB会が7日、大阪市内のホテルで開催され、元監督で名古屋商科大総監督の中村順司氏、阪神の木戸克彦プロスカウト部長ら82人が参加。活動再開に向けた嘆願書を1月中に学校側に提出することを決めた。

 嘆願書は2年前にも提出したが、進展はなかった。昨年11月23日にOB会幹部が学校長と会談。野球部の再開時期、可能性について「何も決まっていない」と説明を受けた鶴岡秀樹会長は「何も決まっていないということですが、私は(逆に)光、希望があると思っています。18年から再開されれば20年に東京五輪がある。その年に何とか甲子園の土を踏むことができれば」と願った。

 中村氏の元に届いた100通以上の年賀状の中には、前横浜監督・渡辺元智氏からのものもあり、その大半が復活を願うものだったという。木戸氏は「廃部ではなく休部。逆転のPLだから、ここから立ち直る」と話せば、昨年末に資格回復研修を受けた元ヤクルトの宮本慎也氏も「復活となれば(資格回復後は)いの一番に教えに行きたい」と語った。(吉仲 博幸)

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