オリ球団社長 開幕3連勝厳命「ファンの方に“今年こそ”と」

[ 2017年1月6日 05:30 ]

合同年賀式で年頭のあいさつをするオリックス・西名球団社長
Photo By スポニチ

 オリックス野球クラブ・大阪シティドーム合同年賀式が5日、京セラドーム内で行われ、西名弘明球団社長(72)が開幕ダッシュを厳命した。

 11年以来、6年ぶりに本拠地開幕となり、「3連勝していただくよう、やってもらいたい。ファンの方に今年こそは…と思っていただかないと」と話した。

 21年ぶり優勝の条件の一つでもある。まずは球団トップが先頭に立って動く。開幕カードの観客動員について「(オリックス)グループを挙げて全力でバックアップする」と約束。環境は整えるからこそ「オープン戦含めて、勝つチーム作りをお願いしたい」と現場に注文した。

 主力の糸井が阪神へFA移籍。大幅な戦力ダウンが心配されるが「個々の戦力が著しく劣っているとは思わない」と強気に終始する。80勝を挙げて2位に食い込んだ14年を例に挙げ「あの時はペーニャがいた。外国人が活躍すれば、上位に行ける。オープン戦を見て足らないなら手を打つ」。今オフは右の大砲ロメロ、左腕コークら計4選手を獲得。それでも実戦の中でさらなる補強の必要性が認められれば、素早く動く。

 12球団で最も優勝から遠ざかる。「ファンが来て良かったと思える戦いをしてもらわないと」。空白の20年を埋めるため、球団が一丸となる。 (桜井 克也)

続きを表示

2017年1月6日のニュース