初夢ですが…楽天ドラ2池田 黒田さんから「凄く教えてもらって」

[ 2017年1月4日 05:30 ]

キャッチボールで調整する池田
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 楽天のドラフト2位・池田は「全てが刺激になる。自分はまだまだだなと思った」と、プロの先輩たちの自主トレを真剣に見つめた。「まだプロで一球も投げていない。不安しかない」というが、初夢が話題になると目を輝かせた。

 「初夢で黒田さんに凄く教えてもらって、ハッとして起きました。目覚めがよかった」。大みそかも元日も創価大グラウンドで練習をした右腕は元日の夜に見た夢について語り始めた。

 「黒田さんからツーシームの投げ方やインサイドの使い方を具体的に教えていただきました。現実になればいいですね。目標とする選手なので」

 最速151キロを誇る直球と大きなカーブ、鋭いスライダーを武器にする池田だが、試合で使えるようなツーシームはない。初夢は啓示であり、潜在意識の表れでもある。ヤンキースなどで活躍し、昨季広島を25年ぶりのリーグ優勝に導いたレジェンドが武器としたツーシームを本格習得し、内角への攻め方を磨くことでプロでの成功の道を切り開く。その強い意志が、「黒田」となって降臨したのかもしれない。 (君島 圭介)

 ◆池田 隆英(いけだ・たかひで)1994年(平6)10月1日、佐賀県唐津市生まれの22歳。創価高では3年夏の西東京大会ベスト4が最高で、甲子園出場なし。創価大に進み、4年秋のリーグ戦で4勝0敗、防御率0・83で最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得。大学通算29試合で7勝4敗、防御率2・45。1メートル81、84キロ。右投げ右打ち。

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