巨人 高性能弾道測定器「トラックマン」1、2軍に配備

[ 2016年12月31日 06:21 ]

 巨人が高性能弾道測定器「トラックマン」を東京ドームとジャイアンツ球場に導入する方針であることが30日、分かった。米国ではメジャー全30球団の本拠に設置されている最先端の分析機器をチーム強化に活用する。

 軍事用レーダー式の弾丸追尾システムを応用した「トラックマン」は、投球や打球の回転数、角度、飛距離などが計測できる。日本では楽天、ソフトバンクなどがすでに導入しており、巨人も1、2軍で活用する。投手の場合、リリースポイントのズレも数値化されるため、球団関係者は「技術向上はもちろん、数値の変化で故障の予兆なども含め、故障防止にも役立つと考えている」と説明。今後はデータを活用するチームスタッフの充実も並行して取り組んでいく構えだ。

 大型補強を敢行した今オフ。戦力だけでなく、設備面でも強化に取り組んでいく。

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2016年12月31日のニュース