清原氏 ざんげの涙「手錠の重さはズシリときました」

[ 2016年12月29日 22:14 ]

清原和博氏
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 今年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博氏(49)が、29日放送のTBS「ニュースキャスター 超豪華!芸能ニュースランキング2016決定版」に出演。涙ながらに心境を告白した。

 冒頭、自ら世間と野球に関わるすべての人に向けて「失望させてしまい、大変申し訳ありませんでした」と謝罪。続けて「自分は犯罪者。それを認識して話をさせていただきたい」とし、質問に答えた。

 保釈されてからは1週間に一度、病院で尿検査と心理カウンセリング、覚せい剤に再び手を染めないよう勉強に励んでいるという清原氏。使用し始めたのは現役引退後で、タレント活動などでプロ野球選手時代とは違ったプレッシャーを感じるようになったのがきっかけとし、最初は「軽い気持ちで手を出して、嫌なことが続くと使ってしまうようになった」と告白した。私生活でも14年9月に離婚。2人の息子とも自由に会うことがかなわず、土日に少年野球の試合をこっそり見に行った後にも、寂しさから使用することがあったという。

 母親や子供について語る際には、目に涙をため、ハンカチや手で何度も目元をぬぐった清原氏。「親不孝な息子」「(罪悪感から)子供たちの笑顔が胸に突き刺さった」。そして今年2月2日に自宅で現行犯逮捕された。

 「手錠の重さはズシリときました」。

 スターからの転落。これからについて「今は後悔ばかりの人生。過去は変えられない。前を見て更生に向けて一日一日生きていくしかない」とし、「こんなアホな父親ですけど、息子に会いたいです」と嗚咽(おえつ)を漏らした。球界への復帰についても「(現状では)野球に対して失礼。向き合えるように努力したい」と新たな人生を歩んでいく。

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2016年12月29日のニュース