巨人・桜井 宝塚トレでトップスターに 体幹鍛え巻き返す

[ 2016年12月29日 05:30 ]

イベントで笑顔を見せる巨人・桜井(中央)。右は中日・福、左は女子プロ野球選手の合田
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 巨人・桜井が「タカラジェンヌボディー」をつくる。神戸市内のイベントに参加した昨秋ドラフト1位右腕は今オフ、宝塚歌劇団の団員も通うトレーニングスタジオで約1カ月間体幹を鍛え直すことを明かした。

 今季は右肘痛で春先の1試合登板で未勝利に終わり「序盤でケガをしたのが全てだった。シーズン通して万全な体をいかにつくるか」と来季の巻き返しを誓った。バレエ、演劇、声楽とトップアスリートのごとく厳しいトレーニングで知られる宝塚にヒントがある。

 その団員も指導する松尾祐介トレーナーは「一流選手の体の使い方には共通点がある」と、マリナーズ時代にイチローが兵庫県内で行っていた合同自主トレに参加した経験がある。「団員の方の表現の仕方や、声を出すときの体の使い方も同じ」と説明する。

 桜井もケガをしない体づくりを始めた。おもりを両手で抱え、体を捻転させる体幹運動で筋肉痛だが、「娘役の方、他の野球選手も来ている。なんとか1軍に食い込みたい。来年も新人王の権利がある」と意気込む。勝負の2年目。大みそか、元日以外は無休で体を鍛え上げる。(神田 佑)

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2016年12月29日のニュース