２年連続的中有馬に続き…赤星氏、糸井の活躍に「◎」

トークショーに参加した元阪神の赤星氏（右）
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　有馬記念の次は、金本阪神２年目の躍進を予想だ！　本紙評論家の赤星憲広氏（４０）が２５日、甲子園球場で開催された「レッドスターカップ」の閉会式に出席後、甲子園歴史館が主催した「タイガース選手ＯＢ　クリスマストークショー」に出演。国内フリーエージェント権を行使して阪神に新加入した糸井嘉男外野手（３５）の話題を振られると「来季、絶対にやってくれる。（チームを）変えてくれる選手」と、活躍に「◎」を打った。

　「来季は糸井選手も来る。間違いなく、力になってくれると思います。３０盗塁くらいは絶対にできる。走ることもそうですし、打つ、守る…。まず３０盗塁できる選手が今年は（阪神に）いなかったので、そういう意味でも何かを変えてくれる選手だと思います」

　赤星氏は現役時代、５度の盗塁王に輝いた。内野が黒土の本拠地・甲子園での盗塁の難しさも考慮に入れつつ、まずは今季５３盗塁で史上最年長の盗塁王を獲得した糸井の「足」に期待を寄せた。

　さらなる「糸井効果」にも言及し、糸井の存在が高山にも好影響を与えるとした。「高山君にとって糸井君は目指すべきところの選手と思う。糸井選手の加入は彼（高山）にとって大きい。非常に、いい選手が入ってくれたと思います」。同じ右投げ左打ちの外野手。糸井が「お手本」になることで、高山のさらなる進化も見込んだ。

　赤星氏は、スポニチ紙上の有馬記念予想で「◎」を打った（１１）サトノダイヤモンドが１着に入り、２年連続で予想を的中させた。「来年の阪神はかなり期待できると思います。普通にやれば（優勝も）いけると思う」。２年目に臨む金本阪神にも力強く「◎」を打った。（惟任　貴信）