日本ハム 元メジャーGMと契約 大谷移籍への助言も期待

[ 2016年12月23日 05:30 ]

ランディ・スミス氏
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 日本ハムは22日、前パドレス・シニアアドバイザーのランディ・スミス氏(53)とGM付シニアアドバイザー兼メジャーリーグスカウトディレクターとして契約したと発表。

 パ軍とタイガースでGM経験があり、外国人選手獲得だけでなく、将来的な大谷のメジャー挑戦などチーム全般のアドバイスも行う。

 スミス氏は93年に当時史上最年少の29歳でパ軍GMに就任。95年に退団すると、96〜02年はタ軍でGMを務め、吉村浩GMがGM補佐、木田優夫GM補佐が現役選手で在籍していた期間もある。球団を通じ「縁のあるスタッフもおり、大変親しみ深い球団。野球の国際化が進む中、さらなる発展に寄与できるよう尽力します」とコメントした。

 日本ハムは04年の札幌移転後は革新的なチーム運営と選手育成で、今季までの13年間で5度優勝。そのけん引役でもある吉村GMは「メジャー2球団でGMを歴任した実績と経験に加え、スカウティング活動における実務能力と知識、人脈に期待しています。国際戦略を進めていくために重要な役割を果たしてもらいます」と期待し、栗山監督も「頭のいい方」と入団に感謝していた。

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2016年12月23日のニュース