マーリンズ、田沢獲得を発表 NPB最高年俸超え“エース級”好待遇

[ 2016年12月17日 09:31 ]

田沢純一
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 米大リーグ、マーリンズは16日、レッドソックスからFAとなった田沢純一投手(30)を2年契約で獲得したと発表した。

 契約内容は2年総額1200万ドル。来季は500万ドル、18年は700万ドル(約8億2600万円)に跳ね上がり、中継ぎではエース級といえる好待遇だ。

 マ軍でも7、8回を任される見込み。奪三振率の高さ(通算8・88)には定評があり、本拠が狭いフェンウェイ・パークから広く、投手有利とされるマーリンズ・パークに替わるのも好材料だ。

 米通算8年目で302試合に登板。入団1年目の年俸は当時のメジャー最低保障(40万ドル)に近い45万ドル(約4000万円)だったが、着実にキャリアを積んできた。来季年俸500万ドルはルーキーイヤーから10倍以上となり、現時点でのNPB最高年俸であるオリックス・金子(5億円)をも上回った。

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2016年12月17日のニュース