ヤクルト 徳山、25%減の1150万円 難病でリハビリ中「頑張るしかない」

[ 2016年12月16日 16:45 ]

契約更改を終え会見するヤクルト・徳山
Photo By スポニチ

 ヤクルトの徳山武陽投手(27)が16日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、25%減の来季年俸1150万円でサインした。

 9月に左太ももにしびれを覚え、精密検査の結果、国指定の難病・黄色靱帯(じんたい)骨化症と診断された。11月22日に手術を受け、現在はウオーキングやネットスローを行うなどリハビリを続けている。「まずはリハビリを続けて自分のパフォーマンスを100%に近い状態に戻せたらなと。早く1軍で貢献できたらいいと思う」と語気を強めた。

 難病にも「前向きです。悩んでも仕方ない。契約してもらってチャンスをもらえているんですから頑張るしかないんです」とまっすぐに前を見つめる。同じ病気から復帰したソフトバンク・大隣とLINEで連絡を取りながら励まされているそうで「たくさん質問させてもらって丁寧に答えてもらい、さらに“そんなに心配することないよ”とか精神的に励ましてもらった。本当に助かっています」と感謝の言葉を口にした。(金額は推定)

続きを表示

2016年12月16日のニュース