オリ 糸井補償に右腕・金田獲得へ 16日にも正式発表へ

[ 2016年12月16日 05:30 ]

阪神の金田
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 オリックスが、国内FA権を行使して阪神に移籍した糸井嘉男外野手(35)の人的補償として、金田和之投手(26)を獲得することが15日、関係者の話で分かった。16日にも正式発表される。

 この日、神戸市内で開いた編成会議で最終決定した。会議に出席した福良淳一監督(56)は「うちのチーム状況を見ると、野手より投手。20代の140キロ後半を投げる投手。(起用法は)中になるんじゃないか。期待できるのではという全員の判断」と決定理由を説明した。

 最下位に終わった今季、チーム防御率はリーグワースト4・18。投手陣の駒不足に苦しんだだけに、投手に絞って意見交換を重ねてきた。前日14日までに絞り込んでいた3投手の中から金田を選択したもよう。長村裕之球団本部長は「戦力に厚みを加えられる選手がいいだろうということ。実績というか能力を重視した。現状の力と期待も込めて選んだ」と話した。

 ?金田 和之(かねだ・かずゆき)1990年(平2)9月18日生まれ、鹿児島県出身の26歳。都城商では甲子園出場なし。大院大から12年ドラフト5位で阪神入団。2年目の14年に1軍デビューし、主に救援で5勝。今季は救援6試合で1勝。通算成績は56試合7勝1敗0セーブ、防御率4・27。1メートル84、83キロ。右投げ右打ち。

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