光った名判定!新設「ファインジャッジ賞発表」

[ 2016年12月15日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)は14日、審判員の優れた判定を表彰する「ファインジャッジ賞」に4つの判定を選んだと発表した。同賞は審判技術の向上を促すため、審判員の表彰を充実させる目的で今季から新設。的確な判定を下した4人の審判員に金一封が贈られた。

 ≪受賞のファインジャッジ≫

 ☆牧田匡平審判員(37) 3月30日のDeNA−巨人戦(横浜)。7回1死二、三塁でDeNAの三塁走者・ロペスが倉本の二ゴロで本塁に突入。完全にアウトのタイミングも、捕手・小林誠のタッチをかいくぐる「忍者走塁」を披露。このプレーをしっかり見極めてセーフと判定した。

 ☆本田英志審判員(45) 4月19日のDeNA−広島戦(横浜)の延長12回、1死満塁で広島・新井が右前打。二塁走者の菊池は捕手・戸柱のタッチを巧みにかわして右手で本塁に触れた。試合時間4時間37分ながら、本田審判員は集中力を切らさず好ジャッジ。

 ☆石山智也審判員(37) 5月17日の巨人−DeNA戦(山形)。同点の6回1死一、三塁で、DeNAの三塁走者・倉本が戸柱の一ゴロで本塁突入。捕手・小林誠のタッチを再三よけて生還した。このプレーを慌てず最後まで見極めた。

([重]大地に「故意落球」/) ☆津川力審判員(43) 9月2日のロッテ−西武戦(QVCマリン)。延長12回無死一、二塁の場面で、西武・メヒアのライナーを遊撃手・鈴木がはじいたが「故意落球」と判定。抗議した伊東監督への説明、場内放送などを落ち着いて対応した。

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2016年12月15日のニュース