ロッテ・石川&田村、息ピッタリ爆笑トーク 広島・野村は石原からダメ出し

[ 2016年12月13日 14:53 ]

2016プロ野球最優秀バッテリー賞表彰式に出席した(左から)田村、石川、野村、石原
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 スポーツニッポン新聞社が制定する「2016プロ野球最優秀バッテリー賞」(協力・一般社団法人電池工業会)の表彰式が13日、都内のホテルで行われた。パ・リーグはロッテ・石川歩投手(28)―田村龍弘捕手(22)、セ・リーグは広島・野村祐輔投手(27)―石原慶幸捕手(37)が受賞。それぞれ賞金100万円などが贈られた。

 石川―田村のバッテリーはともに初受賞。壇上でのインタビューでは、爆笑のやりとりで会場を沸かせた。「(リードで)いいボールを選択してくれたし、すごく投げやすい。ホントに田村君に感謝したい」と女房役を持ち上げた石川だったが、「でも彼は、すごく(自分を)なめてるんで。けっこう、タメ語でしゃべってきたり…」。マウンド上では6歳年下の田村から「次、何投げる?」と言われているというエピソードを披露。さらに「顔がでかくて的が大きいので、高めばかりに行っちゃう」との苦労話?で笑いを誘った。

 一方で広島勢は野村が初、石原は3年ぶり3度目の受賞。インタビューでは、野村に対して石原が「声が小さい!横にいても聞こえないよ」とダメ出し。それでも試合となれば「負けず嫌いが前面に出る」と評し、来季に向けて「完投や完封。一人で投げ抜く試合を作ってほしい」と期待を寄せた。野村は「石原さんはいい時と悪い時に(受けるミットの)構え方を変えてくれる。注文?何もありません!」と10歳年上のベテランに全幅の信頼を寄せていた。

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