岩隈&マエケンの体支えた“相棒”が侍JAPANを密着支援

[ 2016年12月13日 05:30 ]

伊藤超短波イメージアスリートとして一緒に写真に納まる(左から)岩隈、野村ブランドアンバサダー、前田
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 マリナーズの岩隈久志投手(35)が12日、イメージアスリート契約を結ぶ物理療法機器メーカー「伊藤超短波社」の練馬事業所を訪問した。その後場所を自ら監修した都内のIWAアカデミーに移し、同契約を結ぶドジャースの前田健太投手(28)も合流して意見交換などを行った。

 「伊藤超短波さんのおかげで今シーズンはケガすることなく、16勝で自己最多勝利といいシーズンを過ごせました」と岩隈。2人はそろってチームでただ一人先発ローテーションを守り抜き、日本人大リーガー今季最多の16勝を挙げた。肩、肘などを治療し、故障予防するため同社の治療器を遠征先にも欠かさず、入念なケアを重ねた。渡米前から愛用しているという前田も「肩、肘だけでなく腰や下半身など、状態に合わせて使える。ないと不安だし、想像もできない」と口にした。

 2人が愛用する最新機「EU910」は価格約148万円。超音波治療と、ハイボルトの電気治療を同時に施せるのが特長だ。治療やケアだけでなく、トレーニング効果を最大限に引き出すよう筋肉に刺激を与えるなど使い方は多岐にわたる。

 同社がスポーツ事業に参入したのは99年だが、今では国内の超音波治療器では9割以上といえるシェアに急成長を遂げた。プロ野球全12球団や、鹿島などJリーグクラブのほとんどが導入。サッカーのブラジル代表FWネイマールも愛用するなど、口コミで海外にまで広がりをみせている。

 来年3月のWBCに出場する侍ジャパンもサポート予定で、2月の宮崎合宿から治療器4台を持参して担当者が密着支援する。20世紀の治療は薬中心だったが、ドーピング検査が厳しくなり、副作用の心配もないクリーンな超音波治療器が主流となった。「以前は治癒という概念でしたが、現在は予防、ケア、そしてトレーニング効果を引き出すためと考え方が変わった」と倉橋司代表取締役社長。タフなメジャーで2人の侍を支えた最新医療器が、侍ジャパンの覇権奪回を縁の下から支える。(後藤 茂樹)

 ▽伊藤超短波株式会社 1916年創業の物理療法機器メーカーのパイオニア。創業者の伊藤賢治さんは1936年に家庭用小型超短波治療器を製作、販売。低周波治療器を経て、超音波や電気治療器へと発展。本社は東京都文京区白山で、事業本部は同練馬区豊玉南。岩隈とは昨年12月、前田とは今年4月イメージアスリート契約。家庭用物理療法機器のほか、エステサロンなどでの業務用・家庭用美容機器も手掛ける。

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