「米国野球を変える可能性」Wミーティングでも大谷移籍容認が話題

[ 2016年12月6日 11:06 ]

レンジャーズのダニエルズGM
Photo By 共同

 日本ハムが投手と野手の「二刀流」で活躍する大谷翔平投手(22)の2018年以降の米大リーグ移籍を容認する方針を示したことは5日、ワシントン近郊で開かれているウインターミーティングに集まったメジャー関係者でも話題になった。

 カブスのスカウトを務める元日本ハムのセギノール氏は「米国の野球を変える可能性を持つ日本最高の選手。どのチームも(獲得準備で)忙しくなるだろう」と話した。全国紙USAトゥデーのナイチンゲール記者は「まるでベーブ・ルース。素晴らしい投手で、打てる。史上最高の契約を勝ち取れる選手になれるかもしれない」と語った。

 球団幹部は、まだ他球団の選手とあって慎重な姿勢だった。レンジャーズのダニエルズ・ゼネラルマネジャー(GM)は「才能にあふれる選手だが、新労使協定が(移籍に)どう影響するか調べていない」とし、ヤンキースのキャッシュマンGMは「ポスティングシステムを使わない限り、話さない」と具体的な言及を避けた。レッドソックスのドンブロウスキー編成本部長は「報告では、彼が(投打の)両方できるのは疑いようがない」と評した。

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2016年12月6日のニュース