金本監督 キャンベル「4番・三塁」構想「マートンのようになって」

[ 2016年12月4日 07:25 ]

阪神の新助っ人キャンベル(球団提供)
Photo By 提供写真

 キャンベルは、マートン・タイプ!阪神・金本知憲監督(48)が3日、兵庫県西宮市内で取材に応じ、来季からの加入が正式決定した新外国人のエリック・キャンベル内野手(29=メッツ)の起用法について言及。中距離打者だと承知の上で「4番・三塁」として構想していることを明かし、「マートンみたいになってくれたらいい」と期待を寄せた。

 オフまっただ中でも、頭の中は野球でいっぱいだ。金本監督の脳裏には、すでに来季オーダーの青写真が描かれていた。新加入が正式決定したキャンベルの起用法を問われると、「まず最初は三塁」と守備位置を明言。その上で言葉を継いだ。

 「(打順はクリーンアップを)もちろん打ってほしい。チャンスに強かったら、もちろん(4番で)。マートンも4番を打っていたわけだし。やっぱり、長距離、本塁打を打てる4番が理想かもしれないけど、それ以前に勝負強い、チャンスに強いというのもね。そっちの方が大前提の条件と思うからね」

 現時点での構想は、ズバリ「4番・三塁」だ。キャンベルはメジャー、3Aでの本塁打数が多いとは言えず、どちらかと言えば中距離打者だが、もちろんその特徴も織り込み済み。承知の上で、長打力よりも勝負強さを重視して4番候補に挙げた。「打ったら勝ち、打てなかったら試合が終わりという所でどう打ってくれるか。それが打者の価値と思っているから。いい場面での得点圏打率ね」。3Aで4年連続3割以上をマークしている巧打を買い、ここ一番での一打に期待を寄せた。

 明確な理想像もある。「マートンみたいになってくれたらいいかな」。昨季までの在籍6年間で通算1020安打417打点を積み上げたマートンも決して長打力が武器ではなかったが、チームが2位に入った13年に111試合で先発4番を務めるなど通算120試合で4番に座った実績を持つ。同タイプの中距離打者であるキャンベルに、M砲の姿を重ねる。

 期待通りの活躍をしてもらうためにも、型にはめることはしない。「外国人選手は(調整法も)ちょっと特別だから。今までやってきた環境とは違うわけだから。その辺は、ちゃんと尊重してやりたい。キャンプインで万全で来いなんて言わない。アメリカ人は毎年、4月に合わせているんだから」。糸井とともに来季の打線のキーマンとして期待する新助っ人。長い目で見守りながら、その力を引き出してみせる。 (惟任 貴信)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2016年12月4日のニュース