巨人入り山口「ジャイアンツ仕様」黒髪でヒゲもさっぱり

[ 2016年12月3日 05:30 ]

髪の毛を黒く染め直し巨人入りを表明した山口
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 巨人が5日、東京都内で国内フリーエージェント(FA)宣言して巨人入りを決断した山口俊投手(29)と森福允彦投手(30)のダブル入団会見を行うことが2日、分かった。FA交渉解禁日だった11月11日にも同日交渉しており、FA移籍選手としては史上初の2選手同席会見となる。また、この日は山口が報道陣に対応し、前日までの茶髪を黒く染め、ヒゲもそる「ジャイアンツ仕様」で登場。背番号42も内定し、心機一転、新天地で活躍を目指す。

 紳士たれ――。決意を示すように、山口は変身した。巨人入り決断から一夜。都内のホテルで取材に応じると、口ヒゲと顎ヒゲはきれいにそられていた。前髪が目にかかっていた茶髪も黒くして約10センチ短くなり、少し照れくさそうだった。

 「お世話になると決めたので、一番にチームカラーにふさわしい格好にさせてもらった。今朝です。決断して返事をした以上、一日も早くチームカラーに合う格好をしようと思った」

 前日、獲得に名乗りを上げていた中日に断りを入れ、巨人入団を決めた。「自分の中でも全てジャイアンツの方に向かっている。晴れ晴れとした気持ち」と新天地を決めて行動に移した。06年オフに日本ハムからFA移籍した小笠原(現中日2軍監督)が、トレードマークだった口ヒゲをそり落としたように身なりを整えた。「巨人・山口俊」の第一歩だった。

 入団会見は5日、都内のホテルで行われる。そこで山口は、ソフトバンクからFA移籍した森福と同席することも決まった。今オフ、大型補強に乗り出したチームは、FA交渉解禁日の11月11日に福岡と東京で同日アタック。巨人入りの返事も1日と同時だった。高橋監督も同席予定で、FA移籍選手が2人並んで入団会見を行うのは史上初となる。

 背番号も決まった。山口はDeNA時代の「11」を筆頭に「33」「99」が候補だったが、最終的に42に決まった。黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンが背負ったMLB全体の永久欠番で、メジャー志向も強い山口にとって新たな挑戦だ。「野球人として山口 俊の評価を最優先にしてこういう決断をして、悔いはない。前を向いてやるだけ」との決意と背番号が重なった。

 形だけではなく、プレーでもチームにフィットする。「先発をやる以上、完投したい。完投プラス貯金をつくれる投手を目指す。活躍して貢献できるようにしたい」。そう言って、山口はきれいになった口元を引き締めた。(春川 英樹)

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