DeNAドラ1浜口 “ハマの26番”をビッグに「2桁勝利と新人王」

[ 2016年11月26日 05:46 ]

ラミレス監督(左)とともにビクトリーポーズの浜口
Photo By スポニチ

 「ハマの26番」のイメージを変える!DeNAのドラフト1位左腕・浜口遥大投手(21=神奈川大)は25日、横浜市内で行われた新入団選手の会見で「2桁勝利と新人王を目指したい」と堂々と宣言した。

 この日お披露目された背番号は26。前身の大洋、横浜時代から近藤和彦、田代富雄、佐伯貴弘ら強打者が代々つけていた番号で、投手は01年の杉山賢人しかいなかった。

 背番号について問われると、「他球団ではあるが、背番号26番と言えば巨人の内海さんのイメージがある。26番と言えば浜口と言ってもらえるように頑張りたい」ときっぱり言った。通算126勝を挙げている内海は同じ左腕で、憧れの存在。「スライダーやチェンジアップ、コントロールもそうですし、マウンドさばきも参考にさせてもらいました」。動画を何度も再生し、投球術を研究してきた。来季から同じ舞台で戦う21歳は「負けないくらいの活躍をしたい」と強気に言った。

 内海の元同僚でもあるラミレス監督は浜口を頼もしそうに見つめた。「ポテンシャルは間違いなくある。球も内海よりも切れのいい球を投げている」。先月の指名あいさつでは、虎党だったという浜口の阪神戦デビューを示唆した指揮官は「4月11日?もちろん、その可能性はある」とシーズン初対決でのプロ初登板にまで言及。

 開幕4戦目でデビューした昨年のドラフト1位左腕・今永に続く即戦力ルーキー。内海超えを目標に「ここからがスタート。1年目からチームの勝ちに貢献したい」と意気込みを口にした。 (中村 文香)

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月26日のニュース