オフも神ってた！誠也　両リーグ最多得票でベストナイン初受賞

ベストナイン発表 （ 2016年11月25日 ）

選手会ゴルフコンペで新井（右）とラウンドする鈴木
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　２５年ぶりにセ・リーグを制した広島からは１２球団トップで、前回日本一の８４年以来となる球団最多タイ記録の５人が選ばれた。最多勝の野村、守りの要の石原、クリーンアップを打った丸、新井、鈴木の顔ぶれ。

　中でも鈴木は本塁打、打点の２冠王に輝くＤｅＮＡ・筒香を上回り、両リーグ最多の２６６票を獲得しての初受賞となった。

　選手会コンペが開かれた東広島市内のゴルフ場に吉報が届くと、鈴木は白い歯を見せた。「まさか自分が獲れるとは思っていなかったので実感がないです」。４年目の今季は出場１２９試合でリーグ２位の打率・３３５、同５位の２９本塁打、同５位の９５打点。まさに“神ってる”大活躍だった。

　「今年の成績は一度忘れて、新たな自分に出会えるようにやっていきたい」。来季に見据えるのはトリプルスリーだ。今季は１６盗塁で、その俊足をもってすれば倍増は可能。「（ヤクルトの）山田さんの２年連続を目の前で見て、凄いと思うし、ああいう選手になりたいと目標を持ってやっている」と意欲を示した。