球児 新助っ人メンデスは日本向き「有がかわいがっていた」

[ 2016年11月25日 06:01 ]

紅葉する木をバックにティーショットを放つ藤川
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 阪神・藤川球児投手(36)が来季の新外国人として契約合意しているロマン・メンデス投手(26=レッドソックス3A)との“共闘”に意欲を見せた。

 レンジャーズに在籍していた15年に春季キャンプを共にした縁があり、陽気な性格を紹介しながら日本向きとして太鼓判。マテオやドリスと親しく接した今季同様、指南役を買って出る姿勢を示した。

 20日に合意したばかりの未知の助っ人をよく知る男が猛虎にいた。藤川だ。「もちろん、覚えていますよ」。オーナー杯ゴルフに参加後、報道陣から向けられたメンデスの名前に反応した。外国人選手の獲得担当者ではないため「野球については軽々には言えないですよ」と前置きし、選手特性に関しては「球が速い」と最速159キロと伝わる特長に触れただけ。むしろ強調したのは日本野球に適応する上で欠かせない要素ともなり得る人間性の部分だった。

 「性格がいい。明るくて元気がいい。日本でも愛されるキャラクターだと思いますよ。チームにもすぐに溶け込めると思います。有がかわいがってましたからね」

 「有」とはダルビッシュのことだ。どんな“かわいがり方”だったのか。「先輩、後輩の関係をしっかり教えてましたよ」と一端を明かした。既に下地はあり、「大丈夫ですよ。僕もいますからね」と助力も惜しまない。「まずは自分のことをしっかりやります」と言いながらも投手陣の兄貴分として頼もしい一面をのぞかせた。  

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2016年11月25日のニュース