糸井 金本監督教えて!40発打法 37歳で初到達“師匠”に続く

[ 2016年11月24日 06:20 ]

競歩リレーに出場の糸井はファンから声援を受ける
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 「40発打法」習得でトリプルスリーだ。オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使し、阪神入りを表明した糸井嘉男外野手(35)が23日、京セラドームで開催された「Bs Fan―Festa 2016」に参加。“古巣”のファンに最後のユニホーム姿を披露した。阪神では金本知憲監督(48)に弟子入りし、本塁打量産を狙うことを宣言。打率3割、30本塁打、30盗塁の達成も視野に入れた。

 晴れやかな笑顔で“古巣”のファンに別れを告げた。自身の打席での応援の定番アイテムとなっている「レインボーフラッグ」が客席ではためく中、ファン感謝イベントに最後まで参加。温かく送り出してくれる声援に感激しながら、新天地での活躍に思いをはせた。

 「胸が熱くなるという感じ。本当にありがたい。4年間どんな時も応援してくれて、旗とかの応援は忘れません」

 移籍が決まっている微妙な立場だけに参加すべきか迷った。ただ、どうしてもオリックスのファンに恩返ししたかった。しっかりと自身のけじめをつけ、視線は来季へ。さらなる成長に向け、獲得を熱望してくれた金本監督に本塁打量産法を聞きたい考えを明かした。

 「それは金本監督に教えてもらいたい。僕の知らないことをたくさん知っておられると思うので。40発とか打った人に、教えてほしい」

 走攻守3拍子そろったた万能プレーヤーながら、あえて物足りない点を挙げれば本塁打の数だ。過去最多は14年に記録した19本。11日に交渉の席で直接口説き落とした金本監督も「ちょっと気にしているみたいやね、少ないのを。本人は増やしたいところがあるみたい」と話していた。

 その指揮官は広島から阪神へ移籍後3年目の05年に自己最多の40本塁打を記録した。左打者には厳しいと言われる甲子園で37歳にして「大台」を初突破した。糸井は来年で36歳。同じ左打者だが肉体的なポテンシャルは同等以上のものがある。ベテランと言われる年齢でキャリアハイの成績を残した指揮官のノウハウを伝授されれば、40発も不可能ではない。

 見えてくるのが「トリプルスリー」だ。糸井は最近8年間で打率3割以上を7度もマーク。30盗塁も今季の53を筆頭に4度クリアしている。自身も00年に達成している金本監督は「それ(可能性)は十二分に持っていると思うよ。あとはホームランだけでしょ。十分チャンスはあると思う」と太鼓判を押す。本人は「狙ってはいない。流れです」と話したが、本塁打さえ増えれば、結果はおのずとついてくる。

 オリックスのユニホーム姿は最後。服越しにも分かる驚異的な肉体はひときわ目立っていた。タテジマを身にまとった超人が、どんな数字を残すのか。期待は膨らむばかりだ。 (山添 晴治)

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