打つだけでは…バレ先発白紙 真中監督注文「守備とか全力疾走とか」

[ 2016年11月24日 06:15 ]

ヤクルトのバレンティン
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 来季に来日7年目を迎えるヤクルト・バレンティンに定位置は保証されていない。23日に神宮で「ファン感謝DAY2016」に参加した真中監督が、残留が決定した助っ人に言及。「外国人枠の問題もある。今季は投手力でやられている。チームのバランスを考えると、バレンティンといえどもレギュラーは確定していない」と強調した。

 13年にシーズン60本塁打のプロ野球新記録を樹立。昨年は故障の影響で1本塁打だったが、3年契約最終年の今季は31本塁打と復活した。前日22日、現状維持の年俸300万ドル(約3億3000万円)プラス出来高払いの1年契約で残留が決まったことが発表された。

 だが、今季リーグワーストの694失点と守備強化が最重要課題の中で、バレンティンは特別な存在ではない。投手陣はセットアッパーのルーキが残留し、守護神候補のギルメット(前タイガース傘下3Aトレド)も獲得。先発の駒不足が深刻な中、去就が流動的なデイビーズに加えて新外国人の調査も行っている。投手に外国人枠を3つ使えば、バレンティンは長距離砲の新助っ人・グリーン(同)と残り1枠を競うことになる。

 今季は左翼の守備や走塁で怠慢な面も見られた。指揮官は「守備とか全力疾走とか大いに(出来高に)つけてもらいたい。守りに気持ちを持っていってもらいたい」と求めた。ただ打つだけではチームへの貢献度は低い。野球へ取り組む意識改革がバレンティンの成否を占う。 (平尾 類)

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