男性救助から一夜 佑ちゃん「人としてできることをやっただけ」

[ 2016年11月24日 09:05 ]

日本ハム「ファンフェスティバル2016」 ( 2016年11月23日    札幌D )

バブルサッカーに参加した斎藤(左)
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 22日に応援大使として足を運んだ北海道・美瑛(びえい)町で、雪道でスリップした事故車から運転手の男性を救出した日本ハムの斎藤佑樹投手(28)と有原航平投手(24)が一夜明けた23日、札幌ドームで行われた「ファンフェスティバル2016」に参加。改めて前日の緊迫した状況などを語った。迅速な対応で人命を救った「早大コンビ」を栗山英樹監督(55)も称賛した。

 札幌移転後の04年以降では史上最多となる4万6380人が詰めかけたファンフェスティバルを終え、斎藤は神妙な表情で「雪で道は完全に真っ白。いつ滑ってもおかしくない状況だった」と状況を説明。続けて「選手としてでなく、人としてできることをやっただけです」と語った。

 22日の午後3時ごろ、毎年恒例の応援大使として足を運んだ美瑛町の人気観光スポット「青い池」に向かう途中、前方から来た対向車が雪道でスリップしてひっくり返った。当時の気温は氷点下0・6度。路面は凍結していた。すぐに早大の後輩でもある有原とともに車を降り、事故車の元に急行。同じく駆けつけた人たちと協力して運転席のドアを開け、気が動転していた運転手の男性を外に引っ張り出した。幸いにも運転手に大きな外傷はなし。「(運転手に)ケガがなくて本当によかったと思う」と話した。

 事故に巻き込まれていた可能性もあっただけに有原は「僕らの車とぶつかる可能性もあった。怖かった」と緊迫した状況を明かす。事故を目の当たりにしたのは初めての経験で「自分も気をつけなければいけないと思った」と自らに言い聞かせるように話した。

 迅速な対応で人命救助に一役買った両者について、栗山監督も「二人とも優しいし、らしさが出た。誰かのためになってくれてうれしい」と笑顔で話した。今季の斎藤は3年ぶりに未勝利。それだけに「来季に懸けてもらわないと困る」と巻き返しに大きな期待を寄せていた。 (山田 忠範)

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