ヤクルト バレと1年契約延長 “WBC年”60発再現期待

[ 2016年11月23日 06:20 ]

残留が発表されたヤクルトのバレンティン外野手
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 ヤクルトは22日、今季が3年契約の最終年だったウラディミール・バレンティン外野手(32)と新たに1年契約を結んだと発表した。

 現状維持の年俸300万ドル(約3億3300万円)プラス出来高払いで、奥村政之編成部国際担当グループ部長が「今日、合意しました」と明かした。来季は来日7年目となる。

 13年に60本塁打のプロ野球新記録を樹立。左アキレス腱手術などの影響で15試合の出場だった15年は1本塁打に終わったが、今季は31本塁打を放って復活を遂げた。一方で、弱点は外野守備と走塁面。それでも奥村部長が「守備率や併殺の数が減ればというところもカバーした」と出来高の項目を説明したように、全力プレーを促す。また来春のWBCについても、オランダ代表として招集されれば出場を認める方針を決めた。前回出場した13年は60本塁打。奥村部長は「WBCに出ると仮定して、早めに仕上げて日本に入ってくると思う。(13年は)それが60本塁打につながったのなら、こちらはそれに懸けてみたい」と“吉兆”となることを望んだ。

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2016年11月23日のニュース