菅野、4年連続開幕投手 由伸監督もう決めた WBC決勝から中7日

[ 2016年11月22日 05:30 ]

巨人・菅野
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 巨人の高橋由伸監督(41)が22日、来年開幕戦となる3月31日の中日戦(東京ドーム)の先発に菅野智之投手(27)を指名した。

 侍ジャパンの一員として来年3月の第4回WBCに出場が確実なエースと、この日までに面談。「(開幕に)こだわりがあるか聞いたら“投げたい”と言っていた。(WBCから戻って)本人が行けると言うなら行かせる。うちのチームで本人の意思を聞いていい選手だと思っている」と語った。

 4年連続の開幕投手。だが、WBCに出場する今回は過去3年とは異なった意味合いを持つ。米国での決勝は日本時間3月23日で、中日との開幕戦は8日後の同31日。決勝に進出して投げれば、中7日という厳しい調整を強いられる。巨人では06年の第1回大会で上原(現在レッドソックスからFA)が初代世界一に貢献して開幕投手も務めているが、開幕戦は決勝から10日後だった。前回13年は田中(楽天=現ヤンキース)や前田(広島=現ドジャース)らのエースは開幕投手を回避している。時差も含めた難しい調整に加え、WBCとは使用球も違う。世界一を目指して戦ってきた重圧もある。限られた時間で、心身の状態をどこまで上げられるのか。不透明な部分も残る。

 それでも菅野の開幕へのこだわりは人一倍強い。以前から「誰しもできるものではない。今年は“おまえで行くぞ”という投手が投げるものだと僕は思っている。年によって投げる人が変わるのは中心投手がいないということ。チームにとっても良くないと思う」と話しており、だからこそ高橋監督にも熱い思いを伝えた。負傷などによるアクシデントがない限り、任務を全うする覚悟だ。3年ぶりのV奪回を目指す17年の巨人は、指揮官とエースの厚い信頼関係とともに幕開けする。 (川手 達矢)

 ≪09年岩隈とダルだけ≫過去3大会に選出されたWBC日本代表メンバーで、シーズン開幕投手を務めたのは計6人。チームのエースでも開幕を回避して2カード目以降に回ることが多い。WBC決勝に登板して開幕投手を務めたのは、09年の岩隈とダルビッシュの2投手しかいない。

 ≪上原以来5人目≫菅野(巨)は入団2年目の14年から3年連続開幕投手を継続中。巨人で4シーズン以上連続で開幕投手を務めると、00~06年上原浩治の7年連続を筆頭に菅野は5人目になる。また、菅野は3度の開幕戦に全て勝利。巨人で開幕戦通算4勝なら51、53、55、56年別所毅彦、93~96年斎藤雅樹と並ぶ球団最多。4連勝だと斎藤に次ぎ2人目だが、斎藤は90年初の開幕投手では勝敗はつかず。初めて開幕投手を務めた年から4連勝以上なら75~79年山田久志(阪急=5連勝)、60~63年稲尾和久(西鉄=4連勝)に次ぎ3人目になる。

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