１９年ぶり最下位…中日オーナー「不協和音があって…」

あいさつする中日の白井オーナー
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　中日の白井文吾オーナー（８８）は２２日、名古屋市内で開催された球団納会に出席し、森繁和新監督で臨む来季に改めて期待を寄せた。

　「（シーズン途中から代行した森監督の）指示は明確で疑問を挟む余地はなかった。（今は）チームが一つにならない状態は脱しつつある。期待を裏切らないよう技を磨く努力をしてほしい」

　１９年ぶりの最下位に終わった今季低迷の要因を「選手が集中力を欠くケースがたくさんあったのではないか」と指摘し、「不協和音があって雑念や不安感のもとになっていた」と前監督の谷繁体制がうまく機能していなかったとした。

　壇上で森監督は「つらい思い、苦しい思いをさせてしまったことをおわびします。最下位のチームが何を言っても始まらない。見ていてください。覚悟はできている」と決意を語った。