ヤクルト 広岡 50万円増 鮮烈デビューも「まだまだだと思う」

[ 2016年11月22日 17:29 ]

契約を更改したヤクルト・広岡
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 ヤクルトの広岡大志内野手(19)が都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、50万円増の来季年俸630万円でサインした。

 新人ながら9月29日DeNA戦(横浜)で1軍初昇格初スタメンを果たすと、初打席で引退試合となった三浦から本塁打を放つ鮮烈デビュー。それでも「2軍の成績があまりよくなかった。上で本塁打を打てたがまだまだだと思う。たまたまではなく、実力で打てるようになりたい」と謙虚に語った。

 年末年始は母校・智弁学園のグラウンドで汗を流す予定。1学年上で巨人の岡本とともに練習をする可能性もある。「岡本さんの方が1軍で試合に出ているし、身近の存在でいい刺激をもらいながらやっている」と持ち上げながらも、岡本が高校時代と変わった点を問われると「顔が垢抜けました」とニヤリ。奈良県出身の先輩に対し、大阪府出身の広岡は「僕は都会に住んでいたので元から垢抜けていましたよ」と端正な表情を緩めた。

 シーズン後はU23W杯で優勝の貢献。帰国後は松山秋季キャンプに参加し21日に帰京したばかりだが、23日からはウインターリーグに参加するため台湾へ出発する。伸び盛りの19歳は「今のままだと1軍に上がることもできない。数字とかを言える段階ではない」とさらなる鍛錬に励む。

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2016年11月22日のニュース