竜は糸井を褒め殺し!?荒木「盗塁王あきらめた」八木「どこ投げても打つ」

[ 2016年11月22日 07:55 ]

阪神移籍を決め、サッパリした表情で話す糸井
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 難敵の存在に警戒心は隠せない。中日は21日、豊田市内のゴルフ場で選手会ゴルフを開催。糸井の阪神入団を受け、一様に戦々恐々だった。

 19年ぶり最下位からの浮上を期す来季。倒すべき相手に加わった大物に対し、露骨に表情を曇らせたのは先発の柱・大野だ。「イヤです。やっかいなのは間違いない」。糸井とは通算5打席対戦し5打数2安打。13年には本塁打も許している。「対処法ですか?どうしましょう。八木さんに聞いたりして、弱点の1つでも見つかれば…」と日本ハムで7年間、オリックスで2年間、チームメートだったベテラン左腕にすがった。

 糸井封じの「頭脳」に指名された八木は「どこに投げても打つ。打ち損じを待つしか…」とお手上げ状態。「最強すぎて(弱点は)ないです。僕に聞くより、スコアラーに聞いた方がいいかも」と困り顔だった。

 17日の契約更改後の会見で最年長盗塁王に意欲を見せた荒木も「あきらめました」と苦笑い。ナインの弱音オンパレードが“褒め殺し”であると信じたい。(桜井 克也)

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