オリ、陽獲り&人的補償で戦力整備 鳥谷ら実績組漏れたら候補に

[ 2016年11月22日 05:30 ]

プロテクト名簿から外れた場合には能見や鳥谷、西岡ら実績組も人的補償候補に
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 オリックスは糸井の退団が決まったことで、日本ハムからFA宣言した陽岱鋼との獲得交渉の成否が来季へ向けた戦力整備で比重を増した。

 大阪市内の球団事務所で対応した長村裕之球団本部長は「糸井君の気持ちを聞いたばかりなので」と多くを語らなかった一方、流出に備えた“ポスト糸井”候補として早くから陽岱鋼の調査を進め、既に代理人との交渉も始めていた。3~4年の大型契約を提示済みで楽天との争奪戦の激化は必至だ。

 年俸ではBクラス相当だった糸井のFA移籍に伴う人的補償についても「これから考えます」と福良監督と協議を重ねる方針。「手薄な左腕や二遊間の補強も考えている」と明かす球団関係者もいて、有望な若手だけでなく能見や鳥谷、西岡ら実績組が仮にプロテクト名簿から外れた場合には候補に挙がる可能性も出てきた。

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