【巨人秋季キャンプ】乾 ブルペンでも試合モード「バランスを意識」

[ 2016年11月17日 09:35 ]

<巨人秋季キャンプ>投球練習をする乾

 ブルペンで黙々とシャドーピッチングに励む。巨人の宮崎秋季キャンプ最終クール2日目だった16日。乾真大投手(27)は丁寧に投球フォームを確認していた。

 「秋のキャンプはテーマに沿って、ずっとそれだけに集中している。前に突っ込みがちなので、前にいかないように」

 昨季途中に大累とのトレードで日本ハムから移籍。1軍では中継ぎとして2試合の登板だった。最速146キロの直球に縦横のスライダー、カーブを投げ分ける貴重な左腕。今キャンプはやみくもに投球練習をするのではなく、頭の中で実戦を想定する。試合と同じ「間」を取りながら投げ込みを行っている。球が低めに決まると、尾花投手コーチからは「そこに投げれたら、年間60試合出場できる!」とゲキが飛ぶ。キャリアハイは12年の36試合だ。

 今秋、同じく日本ハムからトレード移籍した吉川光とは同学年。オフにゴルフに出かけるなど、プライベートでも親交がある。野球では投球フォームを映像で研究するほど参考にしている。「映像で見たりもします。ドカーン!ってボールが来ますもん」と目を輝かせた。巨人に移籍後も、練習の合間にお互いに投球理論を話し合う仲。吉川光がキャンプに合流する前の第一クールには「本当にすごいピッチャーなんですよ。また同じチームでプレーするんですね」と数奇な縁を感じていた。
 
 「ブルペンでも試合モードで、バランスを意識して投げています。直球、スライダーの精度を上げることができるように」。7年目の来季、飛躍を期待させるような球を披露し続けている。(神田 佑)

 ◆乾 真大(いぬい・まさひろ)1988年(昭63)12月8日、兵庫県生まれの27歳。東洋大姫路では3年夏に甲子園出場し、準々決勝で駒大苫小牧に惜敗。東洋大2年春に最優秀投手に輝き、4年夏に世界大学選手権出場。10年ドラフト3位で日本ハムに入団し、昨季4月に巨人にトレード移籍。176センチ、80キロ。左投左打。

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