阪神・高山 来季は全試合出場!1日1000スイング「体が強くなった」

[ 2016年11月17日 07:50 ]

キャンプ最終日も精力的にバットを振り込む高山

 猛特訓を全力でやり抜いたからこそ確かな手応えが残った。初めての秋季キャンプを終えた阪神・高山は来季の全試合出場に照準を合わせた。それだけの土台ができた19日間だった。

 「今年は6月に振る体力が落ちてしまって、ゲームで1年間戦う力がないことが分かった。僕にとっては、1年間試合に出続けることが重要なので。そういう意味でも、この期間は良かった。本当に、ウエートなどで体を鍛えた3週間だった。全体練習の前のティー打撃も含めて、これだけ振り込んだ期間は初めて。改めて体が強くなったなと、感じている」

 1日1000スイングのノルマをまっとうし、課題のフィジカル面ではたくましさが格段にアップした。技術面では打撃フォームの改良に着手。右腰が引け気味となって左肩が前に出る悪癖の修正に努めた中、13日にあった韓国LGとの練習試合では1本塁打を含む3安打2打点の結果が出た。最後の実戦だった15日の紅白戦でも中前適時打。「まだまだ。継続しないと」。表情は緩まなくても好感触が残った。

 球団新人記録の136安打を放つなどドラフト1位入団の期待に堂々と応えた1年目。ただ、20試合で60打数13安打、打率・217だった6月のように落ち込んだ時期もあった。浮き沈みなく長い1年間を乗り切るための最低条件とも言える「振る体力」を追い求めた秋だった。

 金本監督にも強く重要性を説かれた初めてのオフが始まる。「年内はチームの練習メニューに合わせて振る量は落とさずにやっていくつもりです」。引き締めた顔つきが物語るように自覚は十分だ。胸躍る知らせも舞い込んだ。母校・明大が明治神宮大会で5年ぶり6度目の優勝。「うれしいですね。僕たちのチームではできなかったことなので。すごい後輩です」。自分も負けてはいられない。高いモチベーションを保ったままプロ選手として初めての冬に臨む。 (久林 幸平)

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