メジャー投手が即席の家庭教師に ツイッターでファンの疑問を解決

[ 2016年11月14日 16:02 ]

インディアンスのトレバー・バウアー投手 (AP)
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 インディアンスのトレバー・バウアー投手(25)が12日に自身のツイッターで即席の家庭教師となり、ファンの疑問を解決した。

 バウアーは野球の名門UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の出身。そこでは機械工学を専攻していたという理系人間だ。趣味が小型無人機「ドローン」というのもそれと関係しているのだろう。

 ただ、今プレーオフではそのドローンでお騒がせがあった。修理中に右手小指を裂傷して予定されていた先発を回避。さらにスライドされた登板では初回に縫合した小指の傷口から出血したため、わずか21球での降板を余儀なくされた。しかし、今回はバウアーのトラブルではなく、トラブルシューティングの話だ。

 ファンはまずドローンに関する次の質問を投げかけた。「オハイオでドローンを飛ばす時はどこでやるのですか?ドローンにはどのくらいのお金をかけていますか?」。これに対してバウアーは「ものによるけれど、人のいない公園とかだね。費用は1台につき350ドル(約3万7000円)から1000ドル(約10万7000円)かな」と回答した。

 質問に対する反応があったことに感激したファンはこう続けた。「直線の傾きとy切片について詳しいですか?テストがあるのですが、分からないところがありまして」。数学の関数に関する質問だが、数字に強いバウアーは「質問は何だい?」と返信。問題の画像を送られると、見事に疑問に答えて見せたのだった。ファンから感謝されると、即席の家庭教師は「お役に立てたら幸いだね。テスト頑張れ」とメッセージ。何ともクールな対応だ。

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