佑超えた!早実、荒木以来36年ぶり決勝進出 清宮5出塁、野村2ラン

[ 2016年11月14日 11:03 ]

明治神宮野球大会 高校の部準決勝 ( 2016年11月14日    神宮 )

<早実・福岡大大濠>7回無死一塁、左中間に2ランを放った野村(左)を出迎えるの早実・清宮(右)

 第47回明治神宮野球大会高校の部は14日、神宮球場で準決勝が行われ、清宮幸太郎主将(2年)を擁する早実(東京)が福岡大大濠(九州)に6―4で逃げ切り勝利。05年の斎藤佑樹(現日本ハム)が果たせなかった準決勝突破を果たした。早実の決勝進出は荒木大輔(元ヤクルト投手コーチ)を擁した1980年以来36年ぶり。札幌第一(北海道)を7―2で下した履正社(近畿)と15日の決勝で対決する。

 打線は1回1死一、二塁、1年生4番・野村の中前適時打で1点を先制。3回には清宮の二塁強襲となる二塁打で1死二塁とすると、野村が左翼フェンス直撃の適時三塁打、さらに1死三塁から、雪山の二ゴロで野村が生還してこの回2点。5回には1死満塁から雪山のスクイズで1点を追加し、7回には野村が左中間へ2点本塁打を放ってリードを広げた。

 先発の中川は5回まで無失点。6回1死一、二塁とし、古賀に適時二塁打を許して1点献上。続く東に頭部への死球を与え1死満塁となったところで降板したが、2番手・赤嶺、3番手・服部のリレーで逃げ切った。

 「3番・一塁」で先発出場した清宮は、5回の打席で1打数1安打、4四死球。初回の第1打席は死球、第2打席で二塁強襲の二塁打を放つと、第3安打は四球、第4打席は死球、第5打席は四球だった。

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