侍ジャパン 誠也が10回V満弾 大谷“天井消え二塁打”から6点差跳ね返す

[ 2016年11月13日 22:21 ]

侍ジャパン強化試合 ( 2016年11月13日    東京D )

<オランダ・日本>10回1死満塁、鈴木が左翼へ満塁弾を放つ

 来年3月にWBCを控える侍ジャパンは13日、東京ドームでオランダと強化試合を行い、6点を追う7回に代打・大谷翔平投手(22=日本ハム)の天井の隙間に飛び込む二塁打から6長短打で同点に追いつくと、タイブレークの延長10回、鈴木誠也外野手(22=広島)の満塁本塁打で12―10と逆転勝ちした。2戦連続でタイブレークを制した日本はメキシコ、オランダとの強化試合4連戦を3勝1敗で終えた。

 先攻の日本はタイブレークの延長10回、1死満塁とし打席には鈴木。9番手・ケリーから左翼席にグランドスラムを叩き込み、オランダに引導を渡した。

 決勝弾が神ってる鈴木なら、この日も大谷が存在感を見せつけた。6点を追う7回、この回の先頭として代打で登場。カウント2ボールから内角高めのボール球を強引に引っ張ると、右翼方向に高々と上がった飛球は天井の隙間に飛び込み、そのまま落ちてこなかった。

 二塁打となったものの、6回まで4安打の打線がこの一打で目を覚ました。6長短打でこの回、6点を挙げて8―8の同点とした。

 野手に専念した大谷は4試合で11打数5安打1本塁打、5得点1打点の活躍を見せた。4試合で計29失点と課題を残した投手陣はもちろん、打線にも欠かせない選手であることを証明してみせた。

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