【巨人秋季キャンプ】宇佐見、1軍初昇格のカギは打撃力向上 目標は阿部

[ 2016年11月12日 12:00 ]

ノックを受ける宇佐見(後方は小林)

 バットを無心で降り続ける。巨人の宮崎秋季キャンプ。来季2年目を迎える宇佐見真吾捕手(23)は居残り特打で、高橋監督から熱視線を送られた。

 「スイングスピードの向上が課題です。キャンプの初日から比べて、良くなっていると思います」

 城西国際大学に進学し、1年春から15年ドラフト4位で入団。大学4年時には夏季ユニバーシアードの日本代表に選出され、金メダル獲得に貢献した期待の捕手だ。今キャンプではスイング時に右足が開く悪癖を修正中。毎日約10時間の練習で「前の足が開くとスイングが弱くなるので、開かずにしっかり踏み込めるように」と取り組んでいる。

 戦力の底上げのためにも、高橋監督は「(正捕手の)小林(誠)もこのままではいいと思っていないだろうし、今ここでやっている選手が1人でも2人でも出てくれば」と期待する。宇佐見は今季、2軍戦に41試合出場し打率・198。首脳陣から強肩には定評があるだけに、打撃力向上が来季1軍初昇格へのカギになる。

 目標の捕手はチームの先輩・阿部。「阿部さんは打てるし、盗塁を刺せるし、勝てるキャッチャー」と自身の理想を口にした。自身と同じ右投げ左打ちで、通算373本塁打の主砲にあこがれる。「チームに必要とされるようなキャッチャーになりたいです」。11日の練習後、一番最後に宇佐見は球場を後にした。日が暮れた暗闇の中、「走って帰ります」と約3キロ先の宿舎に向かった。(記者コラム・神田 佑)

 ◆宇佐見 真吾(うさみ・しんご)1993(平5)年6月4日、千葉県生まれの23歳。市柏高では2年秋から正捕手で、千葉大会ベスト8が最高。城西国際大学を経て、15年ドラフト4位で入団。181センチ、87キロ、右投左打。

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