侍小久保監督 筒香“4番外し”も「さまざまなパターンを」

[ 2016年11月10日 05:30 ]

投手陣を見つめる小久保監督(中央)

 侍ジャパンの小久保監督は東京ドームを引き揚げる際に言った。メキシコの初戦先発がオイエルビデスと発表を受けてのことだった。

 「今、相手の先発投手を聞いたので、これからオーダーは考えます。相手の投手やタイプによってオーダーを変えることは、(昨秋の)プレミア12と一緒。毎試合変わるとは思います。中田の1番はないですけどね」

 4試合の打順を全て変えることを予告した。オイエルビデスは右のパワーピッチャー。メキシカンリーグで10勝を挙げ、投球回を上回る三振を奪った。WBCも予告先発。相手投手のタイプを知り、さらに左右によって変幻オーダーを組む。WBCに向けたベストオーダーを探るとともに、本大会では選手個々の状態の良しあしでオーダーは目まぐるしく変わることも想定してのものだ。

 軸を固定してしまうと、その選手の好不調で得点力も変わる。稲葉打撃コーチも「いろいろな選手、適性を試すには絶好の機会。3月まで実戦は限られる。調子の良しあしも見極めながらさまざまなパターンを持っておきたい」と説明した上で「筒香も全試合4番を打つとは限らない」とした。

 小久保監督は「1番と筒香の後の打者」をキーマンに挙げる。1番候補は坂本、秋山、山田がいる。筒香の後も中田を中心に内川もいる。そこに大谷がどう絡むか。バリエーションは多岐にわたる。稲葉コーチは「相手投手によって1点を取るために、確実にバントできる2番も必要」と付け加えた。

 WBCへ向けて、今季最後となる国際試合。小久保監督は「世界一を奪回するために大切な時間にしたい。勝つためにどうするかという采配をする」と語った。さまざまな作戦を駆使し、無数の攻撃バリエーションを得る。(倉橋 憲史)

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