アストロズGM 青木との契約に自信「スムーズにいく」

[ 2016年11月10日 05:30 ]

今季マリナーズでプレーした青木。来季はアストロズへ(AP)

 マリナーズから青木宣親外野手(34)の保有権を獲得したアストロズのジェフ・ルノーGM(50)が8日(日本時間9日)、GM会議が行われているアリゾナ州スコッツデールで今後の交渉について言及した。

 12月2日(同3日)までに来季契約をオファーするかどうかを決めなければならないが「弊害はない。全てスムーズにいくだろう」と契約合意に自信をのぞかせた。

 青木獲得の理由については「三振と本塁打が多いチームの中で、ノリは違う要素を持ち込んでくれる。彼が所属したチーム関係者に聞いたが、ナイスガイで練習熱心」と語り、チームに必要な存在であることを強調。先発起用や打順は、オフの補強やA・J・ヒンチ監督の判断になるとしつつ「7~9番が弱点だったので、個人的には下位で使いたい」と私見も明かした。

 また、青木の代理人を務めるネズ・バレロ氏は、これまでと同じく契約満了時にFAとなる条項が契約に盛り込まれていなかったことについて「FAよりも、年俸調停の権利を得た方がいい契約ができると考えた」と意図的な戦略だったと説明した。(奥田秀樹通信員)

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2016年11月10日のニュース