【巨人秋季キャンプ】育成・増田が“成長株” 高橋監督も期待「動き良い」

[ 2016年11月9日 11:24 ]

ノックを受ける増田

 「成長株」が生き生きしている。巨人の宮崎秋季キャンプ第1クール最終日の8日。育成選手ながら参加メンバーに抜てきされた増田大輝内野手(23)は約10時間の練習を終え「まだ笑っていられるので大丈夫です。楽しくやれているので、無理矢理とは思っていません」と白い歯をこぼした。

 午前8時半過ぎに球場入りすると連日約1000スイングを振り込み、日が暮れた頃に宿舎行きのバスに乗り込む。今季は2軍で44試合に出場し出塁率は・316で、高い守備力も見せた。2軍首脳陣からの評価も高い。「(プロの世界で)自分の力ではだめかなー、と思っていましたけど、以外とやれる自信もついた」とプロ1年目を振り返った。

 近大を中退して、四国アイランドリーグplusの徳島に入団し2年間プレー。15年育成ドラフト1位で入団した異色の経歴を持つ。昨年2月に優香夫人と結婚し、夫人との間には1歳の息子がいるが今年1月、並々ならぬ決意で単身ジャイアンツ寮に入寮した。プロ野球界を見ても、妻子のいる新人の入寮は極めて異例だった。一家の大黒柱は遠く離れた宮崎の地で、「とりあえず支配下選手にならないと、1軍の舞台で活躍できない」と責任感を口にした。

 練習を見守った高橋監督は「動きも良い。このキャンプで特徴を磨いて、ほかの部分もレベルアップすれば」と期待する。今キャンプのテーマの一つは打撃力アップ。「しっかりミートできるように、バットの使い方を大切にしています」。広角に安打を放てるになれば、支配下登録は近づくだろう。(神田 佑)

 ◆増田 大輝(ますだ・だいき)1993(平5)年7月29日、徳島県生まれの23歳。11年に徳島・小松島高を卒業し、近大に進学するが13年に中退。14年から2年間、四国アイランドリーグplus・徳島でプレー。172センチ、65キロ。背番号015。右投右打。年俸240万円。

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