由伸監督 ドミニカ出身育成右腕に熱視線「ボールに力あった」

[ 2016年11月9日 06:30 ]

(奥右から)木村投手コーチ、高橋監督の見つめる中、投球練習するアダメス

 巨人に今季途中加入したドミニカ共和国出身の育成選手・アダメスが、高橋監督の熱視線を浴びた。

 宮崎秋季キャンプのブルペンで107球を投げ、「日本に来てからは初めて投げた」というフォークも披露した。最速153キロを誇る22歳を、指揮官は「ボールに力があった」と評価した。

 外国人選手の参加が珍しい秋季キャンプで、若手選手と同じメニューをこなす。この日も300メートル走を10本。約10時間の練習に「地獄」と「ゲロ吐きそう」という日本語を覚えた。「ドミニカでは銃を持った強盗に襲われることがある」と日本の治安の良さを喜び、食事は生ものが苦手だが、ステーキやハンバーグを黒焦げになるほど焼いてもらって対応している。来季の支配下登録が期待される右腕は「しっかり落ちてくれたので良かった」というフォークでのし上がる。 (神田 佑)

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2016年11月9日のニュース