中日・田島 ほぼ倍増8200万円サイン 投手陣トップの評価

[ 2016年11月9日 05:30 ]

契約更改に臨んだ中日の田島

 中日の契約更改が8日、ナゴヤ球場に隣接する「昇竜館」でスタートし、シーズン途中から守護神を務めた田島が4200万円から4000万円増の8200万円でサインした。(金額は推定)

 「記録でいいスタートを切れたけど、最下位だった。記録も素直に喜べない。なかったと思えるくらい悔しい一年だった」。今季は開幕から31試合連続無失点の日本記録をマーク。5月からは抑えに配置転換され、59試合で防御率2・44、18ホールド、17セーブの成績を残した。球団からは投手陣トップの評価を受けて笑顔を見せたが、すぐに表情を引き締めたのは最下位に沈んだからだ。

 「セットアッパーとクローザーがシーズン中に代わるのはチームとしてバタバタしている。固定できたらチームとしていい方向。その中でタイトル争いに絡んでいけたら」。チームの勝利、巻き返しが最優先。初タイトル奪取に意欲を示したのも、そんな心意気の表れだった。

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2016年11月9日のニュース