楽天ドラ1藤平 背番号「19」 「いずれ」はマー背番「18」を

[ 2016年11月8日 06:00 ]

「19」の背番号が発表され、背番号と名前が書かれた色紙を背にガッツポーズする藤平

 楽天からドラフト1位指名された最速152キロの横浜・藤平尚真投手(18)が7日、横浜市内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円、年俸1500万円で合意した。背番号は野村克也元監督がつけ、10年から空いていた「19」に正式決定。1年目の目標として新人王を掲げ、将来は憧れの田中将大投手(28=現ヤンキース)を超える存在となって、かつての絶対エースが背負った「18番」の継承を目指す。

 野心に満ちた目だ。初めて楽天のユニホームに袖を通した藤平は「結果」という言葉を繰り返した。背番号19の重み、球団の期待の大きさを十分に理解していた。

 「19番をつけた自分は結果を見られる。それに見合った結果を残せるよう頑張りたい」

 会見に同席した長島哲郎スカウト部長は「マー君こと田中将大投手に早く追いつき、追い抜いて、チームを背負う投手になってほしい」と19番に決めたと説明した。

 13年に24勝無敗という数字を残し、球団初の日本一に導いた田中がつけていたのは1つ違いの「18」だった。藤平は「偉大な田中将大選手に少しでも近づけるよう頑張りたい」と憧れの存在であることを告白し、胸に秘めた思いも打ち明けた。「いずれは18番をつけてみたい気持ちはある。そのために、まずは19番で結果を残さないと」。やるべきことは分かっている。田中に追いつくために必要なものを問われ、「一番は結果」と即答した。

 1年目の目標に「新人王」を掲げた。契約金1億円、年俸1500万円の最高条件で契約したのは、高卒では田中、松井裕以来3人目。責任感も感じている。「(横浜の前監督)渡辺さんから新人合同自主トレまでの過ごし方がプロ1年目に関わってくると聞いた。この2カ月間が大事」と横浜OBの松坂(ソフトバンク)のように1年目からの活躍を誓った。

 パ・リーグにはソフトバンク1位の田中正義(創価大)やロッテ1位の佐々木千隼(桜美林大)ら好投手が多数入団する。それでも藤平は「負けない自信はある」と強気だ。「(大卒だと)経験や知識はあるだろうが、プロの世界に入ったら1年目で同じ」。高卒の新人王となれば07年の田中以来で、「マー超え」を目指す登竜門となる。(徳原 麗奈)

 ◆藤平 尚真(ふじひら・しょうま)1998年(平10)9月21日、千葉県生まれの18歳。小1から野球を始め、千葉市シニア時代は2年春に全国大会優勝。3年秋にU―15日本代表入り。横浜高では1年秋からエース、3年夏の甲子園は2回戦敗退。1メートル86、84キロ。右投げ右打ち。

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