オリ育成ドラ1の張奕 いとこ陽岱鋼と「一緒にやりたい」

[ 2016年11月8日 05:30 ]

オリックスの山口和男スカウト(左)から指名あいさつを受ける張奕(中央)。右は日本経済大の行沢久隆監督

 FA権の権利行使を表明した日本ハム・陽岱鋼のいとこで、オリックスから育成ドラフト1位指名された日本経済大の張奕外野手(22)が7日、福岡県太宰府市の同大で山口和男スカウトから指名あいさつを受け「兄ちゃん」と慕う陽岱鋼との右中間コンビ結成を願い、ラブコールを送った。

 「自分は右翼なので。兄ちゃんとやれるなら、一緒にやりたいですね。右中間ですかね。(起用方法は)オリックスさんの監督にお任せします」

 同じ台湾出身で、母親の曽恵美さん(45)の姉の息子が陽岱鋼という間柄。ドラフト会議翌日の10月21日に電話で連絡を取り「しっかり頑張れと言われた」と激励され、今月上旬には、2人の母校でもある福岡第一の創立60周年記念式典で対面。12月に台湾に帰省する予定を説明すると「帰るな、練習しろ。プロは甘くないぞ」と説教されたと言い、国内に残ってトレーニングする方向に切り替えた。

 似通うのは容貌だけではない。走攻守三拍子そろったプレースタイルも同様だ。日本経済大では1年からレギュラーに定着しリーグ新人王を獲得。ベストナイン2度、本塁打王にも輝くなど能力は高く将来性もある。

 15日に福岡県内で仮契約予定。「憧れだし、追いかけてきた気持ちもある。いとこ(陽岱鋼)のような選手になってチームを優勝に導きたい」。攻守で日本ハムの10年ぶり日本一に貢献した陽岱鋼と、同じチームでの優勝を夢見た。(湯澤 涼)

 ◆張奕(ちょう・やく)1994年(平6)2月26日生まれ、台湾出身の22歳。小3から野球を始める。福岡第一では3年夏の福岡大会準優勝が最高で甲子園出場はなし。日本経済大では2度のベストナインを受賞し4年秋は本塁打王に輝いた。50メートル走6秒2、遠投120メートル。1メートル81、78キロ。右投げ右打ち。

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