日本ハム・中島、侍でもカット打法だ 名人芸でWBCキーマンに

[ 2016年11月4日 09:25 ]

マシン打撃で汗を流す中島

 侍ジャパンに選出されている日本ハム・中島が「ファウル打ち名人」を世界にアピールする。千葉・鎌ケ谷で秋季練習後、10~13日の強化試合に向け「最初から粘ることを考えて打席には立たないが、追い込まれてから持ち味を発揮できれば」と意欲を語った。

 WBCで各チームが頭を悩ませるのが、投手の球数制限だ。今季の中島のファウル数は759でパ2位の角中(ロッテ)は520、セ1位の倉本(DeNA)は520。両リーグ断トツで、普段以上に嫌な打者となる。強化試合で球数制限は適用されないが、各チームは本大会を見据えて戦う。球数を多く投げさせれば降板を早めると同時に、他の打者にも多くの情報をもたらす。その名人芸で、WBCのキーマンとなり得る。(大林 幹雄)

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2016年11月4日のニュース