広島・堂林、三塁こだわらず外野挑戦も 背水の覚悟で定位置獲り

[ 2016年11月4日 08:43 ]

広島の堂林

 広島・堂林翔太内野手(25)が3日、定位置奪取のために来季は三塁のポジションにはこだわらない考えを明かした。「来年ダメだったら、それ以降はないという気持ちでやる」と悲壮感を漂わせ、左翼や一塁も守る覚悟も示した。

 もう、なりふり構ってはいられない。来季で8年目となる堂林がスタメン出場することを第一の目標に掲げ、そのためにはこれまでの三塁のポジションにこだわらない姿勢を示した。

 「日本シリーズが終わった瞬間、来季が始まったと思っている。スタメンを獲る上でポジションはどこでもいい。(三塁手へのこだわりを)捨てたわけではないけど、フェニックス(リーグ)ではいろんなポジションを守った。幅を広げていきたい」

 12年に全144試合に出場したが、13年から105、93、33、そして今年も47試合にとどまった。打率・250、2本塁打、2打点…。CSファイナルSも、日本シリーズも出場無しの屈辱を味わった。

 このままでは終われない。フェニックス・リーグでは、出場5試合のうち左翼で3試合、一塁で1試合、すでに守った。「違和感はあるけど、そんなことは言っていられない」。日本シリーズの調整だった10月19日の紅白戦では遊撃も守った。

 持ち前の打力でアピールしたい…が本音だ。だからこそポジションのバリエーションを2つ、3つとすることで勝負できる機会(打席)を増やしたい。その紅白戦で九里から本塁打を放つなど、「(構えるときに)バットを前に垂らしてからムチのようにしならせる打ち方で、シーズン後半はすごく手応えがあった」と自信をのぞかせる。

 「(安打の)確率を上げるために、強く前に飛ばすことを意識したい。僕は中距離バッター。外野の間に低い打球を打つことが特徴。そういうのを、もっともっと増やしたい」

 現状、簡単に奪えるポジションはない。もちろん厳しい状況は覚悟している。「来年ダメだったら今後はないという気持ちでやる」。背水の思いで、背番号7がガムシャラになった。(柳澤 元紀)

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