小川よライアンに戻れ!再生へ伊藤投手コーチ「全身使え」

[ 2016年11月2日 05:45 ]

左が今季の小川、右が新人だった13年の小川

 ヤクルトは来季の1、2軍首脳陣が都内の球団事務所に集まり、約3時間のミーティングを行った。主題は今季リーグワーストのチーム防御率4・73と崩壊した投手陣の再建策。

 今季のブルペン担当から、新たにベンチに配置転換された伊藤投手コーチは、今季8勝止まりだった小川に言及し「彼は体が大きくないし、全身を使って投げなきゃいけない。原点に返って(投球フォームを)元に戻した方がいいと思う」と指摘した。

 小川はメジャー通算324勝のノーラン・ライアンを参考にした左足を高々と上げるフォームで新人の13年にリーグ最多の16勝を挙げた。翌14年以降は9、11、8勝と物足りない数字に終わり、投球フォームも左足の上げ幅を小さくするなど試行錯誤を繰り返している。原点回帰の荒々しいフォームを取り戻し、復活を目指す。(平尾 類)

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2016年11月2日のニュース