江川の135勝超えろ!西武ドラ1今井に渡辺SD期待

[ 2016年11月2日 05:30 ]

11月1日1時1分11秒に指名あいさつを受け、1番ポーズを決める作新学院・今井(右)と西武・渡辺SD

 今井よ、江川を超えろ!西武からドラフト1位で指名された作新学院・今井達也投手(18)が1日、栃木県宇都宮市の同校で渡辺久信SDらから指名あいさつを受けた。作新学院のOBといえば江川卓氏。81年に20勝するなど、プロ9年の短いキャリアで通算135勝を積み上げたレジェンドだ。渡辺SDからは「ライオンズのエースで収まりきらないぐらいの器。江川さんを超えるような存在になってほしいね」と期待の言葉が飛んだ。

 11月1日午後1時1分11秒。会談はドラフト1位にふさわしい「1並び」でスタートした。今井は身長1メートル80で体重は公称70キロ。現在は68キロほどだといい、かなりの細身だが、渡辺SDは同じ投手として甲子園V腕のオーラを肌で感じ取った。「俺も入団時は細かったんだよ。体の使い方が西崎(幸広)さんに似ている。西口や岸のように細くてもエースとして投げられる」。能力にほれ込んで指名した右腕に、念願の初対面でさっそく太鼓判を押してみせた。

 今井の口からはスケールの大きな未来予想図が次々と飛び出した。まずは来季。「1年目から開幕ローテーションに入りたい。新人王を狙いたい」。球団の高卒新人で開幕の先発陣に入れば05年の涌井以来、新人王を獲得すれば99年の松坂以来となる。そして、次なる照準は4年後へ――。

 「東京五輪は年齢的に中心になってやれる世代。そこを視野に入れてやっていく」。10月31日には同校OBで、リオ五輪競泳男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した萩野公介の凱旋パレードに足を運んだ。「世界で活躍する選手の姿を見る機会はなかなかない」と刺激を受けた。渡辺SDから「将来は侍ジャパンも見えてくる」と言われ、「ゆくゆくはそうなりたい」とはつらつとした表情で答えた。 (重光 晋太郎)

 【今井達也アラカルト】
 ☆生まれ 1998年(平10)5月9日、栃木県鹿沼市生まれの18歳。

 ☆球歴 小1から野球を始める。鹿沼西中時代はポニーリーグの鹿沼レッドソックスで全国大会出場。作新学院では2年夏からベンチ入りも、2年夏の甲子園はベンチ外。2年秋からエース。今夏甲子園では最速152キロ、全5試合で150キロ以上の球速をマークし、同校を54年ぶりの全国制覇に導いた。高校日本代表に選出され、U―18アジア選手権優勝。

 ☆投打とサイズ 右投げ右打ち、1メートル80、70キロ。

 ☆趣味 音楽鑑賞、買い物(洋服など)。

 ☆好きな言葉 「感謝・感激」

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