阪神ドラ4浜地 甘酒パワーで出世魚「ブリになるんですよね!?」

[ 2016年11月2日 05:30 ]

色紙にプロでの目標「勝てる投手に!」と記し笑顔の浜地

 甘酒パワーで“出世街道”を突き進む。阪神からドラフト4位指名を受けた福岡大大濠・浜地真澄投手(18)が1日、福岡市内の同校で佐野仙好統括スカウトらから指名あいさつを受けた。実家は創業140年の歴史を誇る老舗「浜地酒造」。最速150キロ右腕のエネルギーは、自家製のノンアルコール甘酒によって生み出されていた。

 「甘酒は本当に体に良いということで。効果も実証されていますし。毎日飲んでいます。朝飲んで(通学で)自転車に乗るときも(体が)スッキリした。風邪をひく回数も減りましたね」

 冗談でも宣伝でもなく、浜地自身は大まじめに話した。肉体強化のために飲み始めたのは高校2年時。夏バテ防止や体温維持に効果があるとされ、両親の勧めもあって始めた。しかも、普通の甘酒ではない。母・智子さんの計らいで、小松菜などの野菜類と牛乳を混ぜ合わせ、スムージー状にした特製ドリンク。「アミノ酸や米こうじの栄養分も多く入っていて、食べにくい野菜も一緒に摂取できる」(智子さん)と毎朝コップ1杯を飲み干すことが浜地家の日課だ。

 甘酒は一流選手との関わりも深い。大リーグに目を向けると、ドジャース・前田は毎試合登板前に飲む習慣があるといい、レンジャーズ・ダルビッシュも体調管理の一環で摂取しているもよう。浜地はプロ入り後も継続して摂取する意向で「(入団後も)飲み続けていきたいです。寮にも送ってほしい」と、さっそく両親にリクエストした。

 名字の浜地(はまち)は、文字こそ違うが、出世魚として祝い事で進んで食べられる魚と同じ読み。本人も「ブリになるんですよね!?」とニヤリ。1番好きな魚はウナギというが、正月の雑煮などに入っていた際には、好んで口に運ぶという。「(名前の縁起も)良い方に捉えていきたい」と“あやかる気”満々だ。

 「1年目から1軍で投げて(チームに)貢献したい気持ちはある。自分が投げられるレベルにあるならば、甲子園で早く投げたい」。出世の条件はそろっている。 (久林 幸平)

 ◆浜地 真澄(はまち・ますみ)1998年(平10)5月25日生まれ、福岡県出身の18歳。元岡小1年で軟式野球を始め、6年時にはソフトバンクホークスJrチーム入り。福岡大大濠では1年秋からベンチ入り。3年春に福岡大会優勝、25年ぶり2度目の九州大会優勝を達成した。3年夏は2回戦敗退。球種は最速150キロの直球とスライダー、カーブ、チェンジアップ。1メートル84、88キロ。右投げ右打ち。

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