逃げ切りカブス 守護神チャプマンが“初”セーブ「長い回もOK」

[ 2016年10月31日 16:09 ]

ワールドシリーズ第5戦 ( 2016年10月30日    シカゴ )

<ワールドシリーズ第5戦>7回途中から登板したカブスのチャプマン (AP)
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 30日(日本時間31日)にシカゴで行われたワールドシリーズ第5戦はインディアンスに王手を懸けられたカブスが1点差を逃げ切り、対戦成績を2勝3敗とした。

 試合はカブスが4回にブライアントのソロ本塁打など一挙3得点を奪い3―1と逆転。6回に1点差とされたが、マドン監督は守護神チャプマンを7回1死から登板させる采配で、インディアンスの反撃を振り切った。試合を締めたチャプマンは2回2/3を投げて1安打4奪三振。42球で公式戦、プレーオフを通じて自身メジャー初の8アウトセーブを記録した。

 マドン監督は「彼は今までにないような仕事をしてくれた」とチャプマンの投球を高く評価。剛腕投手も「必要であれば長い回を投げるつもりでいた。準備はできていたよ」と
試合後に話した。インディアンスの本拠地クリーブランドでの第6戦は第2戦で勝利投手となったアリエッタが先発予定。「打線もブライアントの一発をきっかけにいい流れになった。うちは良い先発投手が控えているし、勢いに乗って敵地に乗り込める」と指揮官はこの日の勝利に手ごたえを感じているようだった。

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