未勝利ドラ1桜井に由伸監督、坂本が熱視線「期待している」

[ 2016年10月31日 05:49 ]

坂本(手前)を打席にブルペンで投げ込む桜井
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 巨人・高橋監督が、ジャイアンツ球場での秋季練習で熱い視線を送る投手がいた。ルーキーイヤーの今季はわずか1試合の登板で未勝利に終わった桜井だ。

 ブルペンで捕手の後ろに立ち、途中からは右打席側に移動し、身を乗り出して球筋を確認した。107球の熱投を見守ると「期待しています。(今年)なかったものが入れば戦力になる」とはっきり言った。

 ドラフト1位で入団した桜井は開幕5戦目でデビューを果たしたものの、その後右肘痛を発症。再び1軍のマウンドに立つことはなく、3軍生活も経験した。28日に約7カ月ぶりに1軍に合流し、いきなり102球を投げてから中1日。目慣らしのため打席に立った今季首位打者の坂本に「いいボールを投げていた。コントロールも良かった」と興味を抱かせるほどだった。

 直球、カーブ、スライダーに加え、今月初旬から取り入れた新球カットボールも投じた。大きく変化するこれまでの持ち球とは違い、打者の手元でボール半個分ほど小さく動くのが理想。桜井も2年目に懸ける思いは強く「マイナスからのスタートなのでアピールしないと。プラスの部分をたくさん見せられるように」。チームは今ドラフトで即戦力の谷岡(東芝)ら6投手を指名しており「絶対負けないように」と危機感も口にした。

 11月の宮崎秋季キャンプ参加も濃厚。高橋監督は「見るのがそこしかないからね」と若手の「来春1軍キャンプ切符」争奪の場に位置づけている。「(来季投げられれば)純粋にプラスになる」と「秋に咲く桜」に期待した。(神田 佑)

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