早実 センバツ王手!清宮効果で1年生ノビノビ中川完封&V打

[ 2016年10月31日 05:30 ]

秋季高校野球東京都大会準決勝 ( 2016年10月30日    神宮第2 )

<早実・国士舘>3回1死満塁、橘内の適時打にガッツポーズする早実・清宮
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 秋季高校野球東京都大会は30日、準決勝2試合が行われ、早実は国士舘に9―0で7回コールド勝ちし、4年ぶりの決勝進出。来春センバツ出場へ王手をかけた。「3番・一塁」で出場した清宮幸太郎内野手(2年)は3打数1安打1死球で一発こそ出なかったが、主将としてチームをけん引。先発・中川広渡投手と4番・野村大樹内野手の1年生コンビが大活躍した。11月3日の決勝では日大三と対戦する。

 開門前には1300人が列をつくり、徹夜組も出た神宮第2球場が大歓声に包まれた。国士舘にコールド勝ちし、3季ぶりの甲子園にあと1勝。清宮は「関東第一に勝った後で切り替えが難しい中、いい集中力でやれた」と、主将として安どの表情を浮かべた。

 前日の準々決勝では、東京で30連勝中だった関東第一を撃破。試合後、清宮は「これで一安心じゃない。ここで勝てなければ今までやってきたことは意味がなくなる。しっかり切り替えて明日勝とう」とナインに語り掛けた。この日は第1打席は中飛に倒れたが、2―0の3回には自らの右前打が口火となり、一挙5得点の猛攻につなげた。

 昨秋は2回戦で二松学舎大付にサヨナラ負け。「気づいたら負けていた。今日も気は抜けなかった」。そんな主将の姿勢は、1年生にも伝わった。連投の右腕・中川は制球のいい直球を武器に7回を4安打完封。打っても先制適時打を含む2安打3打点と躍動した。4回には清宮の後を打つ4番・野村が通算20号の中越えソロを放った。

 清宮考案のスローガンは「GO!GO!GO!」。野村は「最初は口に出して言うのに少し抵抗があった。でも秋前の練習試合で負けた時に盛り上がっていこうと、言うようになった。清宮さんはずっと言ってますね」と笑う。和泉実監督は「清宮自身が1年の時、上級生がそういう雰囲気をつくっていたのを感じていたのでしょう」とリーダーシップに目を細めた。

 11月3日の決勝は日大三と対戦する。「優勝して甲子園を決めたい」。清宮のガラガラにかれた声に力がみなぎった。 (松井 いつき)

 ▼早実・中川 初めての神宮第2だったが投げやすかった。連投で少し疲れていたが、投げる体力がついてきたのか楽に投げられた。清宮さんには「楽に」と言われた。

 ≪枠は関東4か5、東京1か2 出場校は来年1・27決定≫来春センバツで、早実が属する東京は関東と合わせて出場枠が6ある。過去には「関東4、東京2」「関東5、東京1」の内訳が多い。早実が優勝すれば出場当確の見通し。仮に準優勝の場合は関東大会8強に進出した5番手校との比較となる。関東大会4強の前橋育英(群馬)に準々決勝でサヨナラ負けした慶応(神奈川)などが5番手校候補に挙がる。出場校は来年1月27日の選考委員会で決まる。

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